「まる酒花茶茶花」(加古川市平岡町)がJR東加古川駅近くにオープンし2カ月が過ぎた。
同店は、3月10日まで同じ場所で営業していた「酒庫marushu(まるしゅ)」と播磨町にあるカフェ「花茶茶花」とをコラボさせた店。店長の割鞘(わりざや)俊さんと知人が4日間で店をリフォームしてオープンに間に合わせた。
席数はカウンター席のみ20席を用意する。カウンター席は、通路を挟んだ背中合わせのレイアウトだが、目線の高さを全てそろえることで、初めて会う客同士が話しやすいように工夫を施したという。
フードメニュー約100種とドリンクメニュー約70種を用意する同店。「お酒を楽しみながら、一品でも多く食べてほしいとメニューを充実させた」と割鞘さん。「お酒が苦手な人でも楽しんでもらえるよう、口当たりの良いカクテルなども多く用意している。お酒を飲む楽しさを知るきっかけにしてもらえれば」とも。
人気メニューは、「宝石箱を開くような雰囲気を楽しんでもらおう」とキャンディーポットに入れて提供する「ポテトサラダ」(280円)、1日かけて煮込んでから1晩寝かした自家製「すじこん」(380円)、卵で包んだ「すじコンだしまき」(480円)。仕入れ先の焼き肉店とコラボしたホルモン鍋(1人前1,500円、2人前から要予約)や、知人が経営するバーとコラボした「厚焼き玉子のふわふわサンドイッチ」(1,000円)などのコラボメニューも提供する。
割鞘さんは「ひとりでも気軽に食べに行ける、あそこに行けば誰かが居ると思えるような店にしたい」と笑顔を見せる。
営業時間は18時~翌1時。