加古川出身で「神社巡拝家」の佐々木優太さんが4月16日、自身初の著書「全国1万社を巡った僕が見つけた 開運!あやかり神社」を出版した。
佐々木さんは音楽活動のため上京し、2010年に伊勢神宮を参拝した際購入した御朱印帳がきっかけとなり全国の神社を巡り始め、現在は「神社巡拝家」として活動している。
全国の神社を参拝しながら、佐々木さんは氏子に土着の信仰や伝承などを聞き、神職から神話や祭事の情報を収集。これまでに参拝した神社は全国1万社以上、集めた御朱印は3600以上といい、体験談を各種メディアやSNSを通じ発信するほか、講演会なども行っている。
同書では、佐々木さんのこれまでの知識を生かして、「悩み別のおすすめ神社」や「人生の節目にこそ訪れてほしい神社」などを掲載。
佐々木さんは「読み手が全国どこに住んでいても、各神社の御利益などが分かる参考書。これまでの神社ガイド本とは一味違う内容」と話す。
価格は1300円。全国の書店やインターネットで販売する。5月24日は「びぃぷらす加古川」(加古川町篠原町)で出版記念イベントを開く予定。