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加古川で点と糸で描く「曼荼羅」展 繊細な表現楽しんで

作品を出展したメンバーら(左から山田さん、小島さん、奥田さん、松下さん、中原さん)

作品を出展したメンバーら(左から山田さん、小島さん、奥田さん、松下さん、中原さん)

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 点と糸でさまざまな色や形を表現した曼荼羅(まんだら)の展示会「点と糸と曼荼羅と」が11月28日から、「加古川市民ギャラリー」(加古川市加古川町)で開かれる。主催は点描曼荼羅画講師の奥田久美さんと講座を通して知り合ったメンバーらでつくる「曼荼羅LOVE’S」。

作品展の様子

 同団体のメンバー5人の合同展示会。表現手法として点描画を用いた曼荼羅と糸で作った曼荼羅を100点以上展示する。

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 点描画を使った曼荼羅は黒い紙に、コンパスや定規を使い下図を描いた上に、カラーペンを使った点で描かれ、同展では最大50センチものを展示する。糸掛け曼荼羅は円状に打ちとめたピンに順に糸を掛けて色を表現し、多いもので108本のピンを使い、10層以上のグラデーションを描いたものもある。それぞれサイズによって数時間で完成するものから数カ月かかる大作まで完成までの期間はさまざまだという。

 奥田さんは「点描画は円と線で形作って直感で色やグラデーションを入れていく。一つとして同じものがなく、自分が思った通りにもならないところが面白い」と話す。「下図が同じでも人によって違う。細かい部分も繊細に描かれているので見てほしい」とも。会場に用意してある3D眼鏡をかけると、赤色の部分が浮かび上がり、違った見え方も楽しめるという。

 描き始めて1年という小島裕子さんは「この展覧会を機に30センチと50センチの作品に初挑戦した。描くのが楽しく写経のように無心になれる。制作中は他のことが目に入らず集中するがリフレッシュできる。毎日数時間の細かい作業の積み重ねだが、完成すると大きな達成感を感じる。1年たっても奥深い世界」と笑顔を見せる。

 「5人の展示会は初めて。曼荼羅を通して横のつながりができたことが開催のきっかけ」と奥田さん。「点描曼荼羅や糸掛け曼荼羅を見るのは初めての人も多い。こういう作品があることを知ってもらい、仲間が増えれば嬉しい。ぜひ会場に足を運んで楽しんでほしい」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は10時~18時(最終日は16時まで)。入場無料。12月2日まで。