「防災フェスタ2018」が11月4日、加古川の商業施設「ニッケパークタウン」(加古川町寺家町)で開催される。主催は、加古川市消防本部・稲美町・播磨町・加古川市保安防火協会(TEL 079-427-6541)。
市消防と地域企業、地域住民らが連携を取り防災について考えもらおうと企画した同イベント。屋外広場では、今回初めて取り入れた免震体験や消火器を使った消火訓練、ロープを渡る救助訓練体験、組立式ジャングルジムを使って木造建築物の構造を知ることができる体験コーナーを用意する。展示コーナーでは、警察車両や自衛隊車両、消防車両の展示も。アルファ化米やパン、クッキーなどの非常食の試食も行われる。
市消防本部の中島清将さんは「前回は約4500人に参加してもらった。今回は、それ以上に多くの方に参加してもらえることを期待している」と意気込む。
目玉企画として、気象予報士で防災士でもある蓬莱大介さんが防災トークショーを行う。。メインステージでは、2017年ハイスクール漫才で優勝した現役高校生のアンドロイドの防災漫才をはじめ、地元の小学生による演奏、兵庫大学による防災ダンスや防災大型カルタ大会、中央消防署高度救助隊による救助アトラクションなども行われる。
中島さんは「稲美町、播磨町の地域に関する団体が参加しているので、自分たちの地域の団体がどんな活動をしているかを知ってもらえたら。災害は、いつ起こってもおかしくないということを意識し、減災について取り組んでもらい、災害に強い町にしていきたい」と話す。
開催時間は12時~16時。雨天の場合は内容を一部変更。