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高砂の生石神社で「薪奏」 太古より続く「石の宝殿」魅力伝える

同社宮司の東さん(右)と芸術家のJINMOさん(左)

同社宮司の東さん(右)と芸術家のJINMOさん(左)

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 高砂の生石神社(高砂市阿弥陀町)で11月3日、かがり火の下で行われる幻想的な無伴奏ギター独奏会「薪奏(たきぎそう)」が行われる。主催は生石神社(TEL 079-447-1006)。

リハーサルの様子

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 同社の神体である「石の宝殿」は、近くで見ると浮かんでいるように見えることから、「浮石(うきいし)」とも呼ばれる。同イベントは、この神体をもっと広く知ってほしいとの思いから、芸術家JINMOさんと同社が1年半の時間をかけて作り上げたという。

 JINMOさんは聴覚芸術、視覚芸術などさまざまな分野で表現活動を活発に行う。夜間に神前で能を披露し奉納する薪能は他の神社でも行われているが、今回は薪奏という、神体の前でJINMOさんがギターを演奏する新しい試みだという。

 演奏される曲目は既存の曲ではなく、「体に降りてきた、感じたイメージをそのまま音にして奏でたい。太古より伝わる石の宝殿の魅力を伝えることができれば」とJINMOさんは話す。

 同社宮司の東久祠さんは「御神体の周りにスピーカーを設置するので、いろんな場所で演奏を聞くことができる。JINMOさんの演奏とかがり火と御神体の融合した幻想的な雰囲気をぜひ感じていただければ」と参加を呼び掛ける。

 18時開場。19時開演。料金は予約3,000円、当日3,500円。問合せはラミネート・カンパニー(TEL 079-442-8806)まで。

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