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ご当地検定「かこがわ学講座・かこがわ検定」 加古川が好きな人の輪を広げたい

企画・運営する「すっきゃ加古川」代表の池田さん

企画・運営する「すっきゃ加古川」代表の池田さん

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 加古川を知り好きになってもらうためのご当地検定「かこがわ学講座・かこがわ検定」の受講・受検の受け付けが1月11日、始まった。主催は加古川観光協会(TEL 079-424-2190)で、市民団体「すっきゃ加古川」が企画運営する。

かこがわ学講座・かこがわ検定のチラシ

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 同検定が始まったのは約18年前。加古川の地域情報をまとめた「新かこがわ事典」の発行に携わった編集員らが同書をテキストとして講座を開き、検定を行ったのがきっかけ。同検定について、同団体代表の池田さんは「少し大げさだが、加古川を学び、その過程で生まれる疑問を解明するため、調査、研究を行い、その結果を世に問うことを目的とする『わが街・町加古川を愛する大人の倶楽部活動』」だと話す。

 コロナ禍の影響で2021年の実施から、ユーチューブやDVDの教材番組を視聴し学ぶ講座形式になっている。検定は初級・中級・上級があり、上級以外はネットでも受検できる。

 今回の講座の第1講座「ファクトリー編」では、加古川で古くから営んでいる釜谷紙業を見学。第2講座「アラカルト編」は、加古川の特産品の靴下や和牛について掘りさげて学ぶ。第3講座「地域編」では、加古川市の北部に位置する志方町の成り立ちや高御位山についてひもとき、第4講座「歴史ものがたり編」で、播磨の陰陽師と知られる芦屋道満と文化財所蔵の長楽寺について学ぶ。

 池田さんは「講座や検定をきっかけに、さまざまなジャンルや世代の方たちに参加いただき、加古川が好きな人の輪を広げていきたい」と話す。

 受講料は、「かこがわ学講座」「かこがわ検定」のセットで2,000円(学生は半額)。郵便、ファクス、メール、申込書持参で申し込みを受け付ける。申し込み締め切りは2月6日。定員になり次第締め切る。検定は3月4日。

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