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加古川の洋食店「いろは食堂」が1周年 店内に地元グルメ「かつめし」博物館も

店主の一角さん

店主の一角さん

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 加古川の洋食店「いろは食堂」(加古川市加古川町、TEL 079-427-7800)がオープンから1周年を迎えた。

かつめし博物館の様子

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 店名は1947(昭和22)年に、現店主の一角昌史さんの家族が加古川駅前に開業したレストラン「いろは食堂」が由来。その後、「ニューいろは」「パラーディオ」と店名が変わり、4代目となる昌史さんが2015年8月15日に「いろは食堂」に戻して再出発した。

 席数はテーブル、カウンター計28席。店内には、同店の歴史やかつめしをPRする「かつめし博物館」も設置する。

 ランチメニューでは、自家製キッシュに前菜2種、パン、サラダが付いたキッシュランチ(1,200円)や、ハンバーグにサラダとスープ(またはライスとみそ汁)が付いたハンバーグランチ(1,250円)など。

 ディナーメニューはワインに合うものを中心に用意し、「特にタパス盛り合わせ(820円~)や、地元志方牛のランプステーキ(1,780円)が人気」という。

 初代いろは食堂から人気だという加古川名物の「かつめし」(800円~)は常時提供。昔から変わらないレシピで、デミグラスソースは専用の仕込み部屋で1週間かけて仕上げ、完成したソースはハンバーグにも使うという。

 昌史さんは「この1年、口コミで広がり、来店客が増えてきた。今後は店の伝統はそのままに、今までの加古川のイメージになかった料理でもてなしたい。どんどん新しいものを提案したいので、来店客からもリクエストしてもらい一緒に作っていければ」と話す。

 営業時間は昼=11時30分~15時、夜=17時30分~22時。月曜定休。

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