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加古川市防災センターで「雨展」 身近な雨を考えるきっかけに

「雨展」を紹介する笠井杏奈さん(左)と上田誠さん(右)

「雨展」を紹介する笠井杏奈さん(左)と上田誠さん(右)

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 加古川市防災センター(加古川市加古川町、TEL 079-423-0119)2階展示ホールで現在、雨にフォーカスした企画展「雨展」が開催されている。主催は国土交通省近畿地方整備局。

雨に関する展示物

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 近年増加傾向にあるゲリラ豪雨や災害をもたらす雨を「あらぶる雨」、生き物にとって必要不可欠な雨を「めぐみの雨」と題し、展示物を通じて雨が持つ2つの側面が学べる展示となっている。

 会場には雨量を測る「転倒ます型雨量計」や、雨粒の大きさを小麦粉で表現した「雨つぶ標本」のほか、体の動きに合わせて「光る雨」が降ったり、体にたまったりする体験コーナーも用意。ほかにも、過去に起きた豪雨による災害の記録映像や、河川の決壊を想定したシミュレーション映像なども見ることができる。

 同局姫路河川国道事務所の上田誠さんは「子どもが対象というわけではないので、家族そろって身近な雨について考えてもらい、日頃の防災にもつなげてほしい」と来館を呼びかける。

 開館時間は9時~17時。月曜・第3日曜休館。8月31日まで。

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