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境内を美術館に 加古川の鶴林寺で現代アートイベント

境内に配置された立体作品=(写真は2013年に展示された作品)

境内に配置された立体作品=(写真は2013年に展示された作品)

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 加古川の鶴林寺(加古川市加古川町)で10月10日から、現代アートを展示するイベント「施美時間(せみじかん)」が開催される。主催はアート・プログラム実行委員会 (TEL 079-424-7766)。

現代アートと国宝がコラボした空間

 同町でギャラリー「Galeria Punto」を営む籔多聞さんが企画した同イベント。もともと岡山県の病院で、「現代アートの持つエネルギーを感じてもらうことで、患者の心と体を元気づけよう」との思いで始めた。2011年に籔さんが現在のギャラリーを構えたことを機に鶴林寺でもスタート。今回で3回目となる。

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 会場となる鶴林寺浄心院の住職、茂渡俊慶さんは「寺にある古いものと現代アートという新しいものとのコラボレーションが面白く、普段は見られない景色。境内全体がキャンパスになるので、そこを楽しんでもらえたら」と話す。

 今回は「赤」をテーマに、国内外から20組のアーティストが参加。絵画や立体、建築、映像によるアートや、空間全体を作品と見立てた「インスタレーション」と呼ばれるものなど、さまざまな作品を展示する。

 期間中、ライブペインティングや映像と音楽のコラボレーションステージなどのパフォーマンスや、ブロックを積み上げて立体を作っていく作品作りも用意する。

 籔さんは「テーマの『赤』は生命の色で、愛、幸福などさまざまなイメージがある。鶴林寺という歴史ある場所と作家が向き合い対峙(たいじ)する、折り合うなど、それぞれのやり方がある。そこを見てもらいたい」と見どころを語る。

 開催時間は9時~17時(最終入場は16時30分)。今月24日まで。

 (最終日24日のみ19時から「Galeria Punto」にて参加作家によるアーティストトークを開催。申込不要・参加無料)