高砂市阿弥陀町の竜山石採石場で11月13日、音楽イベント「結ひ(むすひ)」が開催される。主催は「Tatsuyama musuhi project」。
当日は、会場に約100個の光をともすほか、水晶でできた円筒形の楽器「クリスタルボウル」による演奏、ダンサーによるステージパフォーマンスを行う。イベントは2部構成で、1部は竜山石にまつわる歴史や文化を来場者に話す。2部はステージイベントを展開する。
「竜山石」は古代から建築資材として使われていた石で、現在では国会議事堂や皇居吹上御苑で使われている。採石場周辺の「竜山石採石遺跡」は国史跡に指定されている。
イベント運営スタッフの上谷奈穂子さんは「採石場周辺は約1700年続く歴史ある遺跡。クリスタルボウルや太鼓を使い、土地のイメージに合った神秘的な音楽を届けたい」と話す。
16時開演。ユーチューブチャンネルでライブ配信も行う。