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加古川図書館が移転 駅チカ、新たな知的空間の誕生

移転した加古川図書館のエントランスホール

移転した加古川図書館のエントランスホール

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 加古川市立加古川図書館(加古川市加古川町、TEL 079-422-3471)が10月1日、JR加古川駅前のカピル21ビル6階に移転オープンした。

102席設置する学習・ワークスペース

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 延べ床面積は2365平方メートル。学習・ワークスペース102席、読書スペース、セミナールーム、多目的スペース、「おはなしのへや」、授乳室などを備える。所蔵冊数は約10万4000冊で、加古川町木村の旧館から引き継いだ。

 学習・ワークスペースは座席予約システムを導入。図書カードを持っている人なら事前に席を予約できる。館内には公衆無線LANを整備。自動貸し出し機やビジネス書の要約サービス「flier(フライヤー)」を導入した。館内はふた付きの飲み物の持ち込み可。有料のコーヒーマシンも設置する。

 「駅前のにぎわいづくりでさまざまな人に利用してもらえるよう、設備やサービスを充実させた。ビジネス本のコーナーもあるので、中高生のみならず仕事帰りの人たちの学びの場としても利用できる」と館長の樽本葉月さん。「同じフロアには民間大型書店など多くのテナントが入っている。連携イベントも予定しているので、新しい加古川図書館へ来館してほしい」と呼び掛ける。

 開館時間は10時~20時(日曜・祝日は19時まで)。第4月曜休館。

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