加古川市加古川町に9月11日、Nゲージレイアウトの店「Re:Circle(リ サークル)」がオープンした。Nゲージは、レールの間隔が9ミリの鉄道模型の総称。店主の谷内敏夫さんは、危険物積載船舶荷役事業を営む傍ら、1997(平成9)年からパソコンや鉄道模型(Nゲージ)のリサイクル事業を拡大。少年時代から模型作りが好きだった趣味を生かし、今春、Nゲージレイアウトを組み立て始めた。
JR沿線にある雑居ビルの2階にある同店。狭小スペースを有効活用するため、立体的に交差するレイアウトが特徴。1番線から5番線まであり、1番・3番線は新幹線、2番線・4番線は在来線をイメージしている。リアリティーを表現するため、ビル看板の広告は実在する企業名が入り、企業に出向き許可をもらい看板を掲げている。
レンタル料金は、1時間=500円、2時間=900円、3時間=1,400円、4時間=1,700円、5時間=2,200円など。土曜・日曜・祝日は100円割増。全線の貸し切りにも対応する。利用者がNゲージの車両を持ち込み操作するほか、レンタルして楽しむことができる。
「低い目線で建物や車両を眺めるとNゲージの世界観が楽しめる」と谷内さんは話す。今後は、「空き地にビルや住宅・商店を増やし魅力ある街を作っていきたい。電飾で夜景が美しい街にもしていきたい」と構想を明かす。
営業時間は午前10時~18時(予約で20時まで可能)。