兵庫大学現代ビジネス学部の公開講座「スマートシティ加古川を推進中!多田功さんと考える、デジタルDIYな『まちづくり』」が7月29日、コワーキングスペースmocco加古川(加古川市加古川町篠原町)で開催される。
会場となるJR加古川駅前のコワーキングスペース「mocco加古川」
市民が「地域」について考える機会にてもらおうと学外で開催される公開講座。今回で2回目。今回は、加古川市のスマートシティ推進担当課長の多田功さんに話を聞く。
加古川市では、国内の自治体で初となる住民参加型意思決定プラットフォーム「Decidim(デシディム)」を導入するなど、スマートシティ構想を推進しているが、市民の認知度が低いことが課題となっている。
多田さんは「加古川市は観光資源などに目立ったものがなく、今後地域にいろんな人が集まることで、活気が生まれ、文化ができてほしい。デジタル活用はそのツール。情報を扱うので即時性も意識してまちを良くしていきたい」と話す。
兵庫大学教授の宮﨑光世さんは「スマートシティ構想は市民にとって技術面に目が向きがちだが、発想の基にある『どう市民に届けるか』に対する情熱に触れてほしい。地域を元気にする学びを大学から発信して、まちにいいインパクトを与えたい」と話す。
開催時間は18時15分~19時45分。参加は当日会場にて受付。オンラインでも配信され、参加はイベント開始まで可能。