加古川市内で活動する団体を助成する「輝け加古川みらい基金」が現在、第6期夏募集を行っている。運営は兵庫県内の複数のNPOで設立した「ひょうごコミュニティ財団」(兵庫県神戸市)。
同基金は2015(平成27)年、神川工務店(加古川市加古川町)の神川都社長の寄付で「輝け加古川こども基金」としてスタートした。第6期の募集は2回に分け、通常募集は2020年11月に実施している。例年1期1度の募集としているが、コロナ禍で活動が制限され応募できなかった団体や、計画を見直した団体が応募できるよう、通常募集に加えて夏募集を実施することになった。
募集は「子ども・若者分野」と「男女共同参画社会の実現分野」の2分野。加古川市内で活動する団体で法人格の有無は問わない。助成対象期間は2021年10月1日~2022年3月31日。助成総額は70万円程度で、10万円を上限に7~15団体程度への助成を予定している。同基金としては今回が最後の募集となる。
同財団の永田譲蔵さんは「これまで助成を受けた団体の皆さんには、この基金についての意見を聞かせてもらいたい。基金は今回で終了となるが、今後どうした支援が必要とされているのか、皆さんと協力して考えていきたい」と話す。
個別相談会は6月30日(9時30分~14時)、7月3日(10時~16時)、同6日(9時30分~14時)、東播磨生活創造センター「かこむ」(TEL 079-422-0402)で行う。オンラインでの相談は7月9日まで、随時行う。いずれも要予約。