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加古川社協がシトラスリボンのピンバッジ製作 収益は医療機関へ寄付

加古川社協が製作したシトラスリボンのピンバッジ

加古川社協が製作したシトラスリボンのピンバッジ

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 加古川市社会福祉協議会(加古川市加古川町、TEL 079-424-4318)が、新型コロナウイルス感染者や医療従事者への差別を無くそうと取り組む「シトラスリボンプロジェクト」に賛同しピンバッジを製作した。1個500円の協力金で、全額を医療機関に寄付する。

ピンバッジと活動趣旨が記されたカード

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 同プロジェクトは昨年4月、コロナ禍で生まれた差別や偏見を知った愛媛県の有志が始めた。同県特産のかんきつにちなみ、シトラス色のリボンやロゴを身に付けて、「ただいま」「おかえり」の気持ちを表す活動として全国に広がりを見せている。リボンで表現する3つの輪は「地域」「家庭」「職場・学校」を示す。

 同社協が製作したピンバッジは金属製で約2センチ。シトラスカラーの黄緑に金色の縁取りを施す。2000個を製作した。プロジェクトの趣旨が記された名刺サイズのカードと一緒に渡し、広めるという。同社協の本山政幸さんは「コロナに感染して差別を受けたという事例を聞いたことがあり、我々としても差別を無くす取り組みを広げることへの使命感を感じた。最前線で尽力している医療従事者のためにも、ぜひ協力をお願いしたい」と呼び掛ける。

 ピンバッジは同社協と加古川市人権文化センター(加古川町)の窓口で扱う。ピンバッジを取り扱う店や事業所なども募っている。詳しくは同社協まで。

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