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高砂で「ふぁ~みんフェスタ」 地域と農業を楽しくつなげる

JA兵庫南職員によるステージの様子

JA兵庫南職員によるステージの様子

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高砂市内にある兵庫南農業協同組合(JA兵庫南)4支店や女性会が主催する「ふぁ~みんフェスタin高砂」が12月1日に高砂市総合運動公園サブグラウンド(高砂市米田町)で開催された。

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 同イベントはJA兵庫南が日頃の感謝を伝え、組合員と地域住民の交流を目的に行われており、今年で20回目を迎える。「高砂市農林漁業祭」と同時開催しており、農作物品評会の表彰式が行われた後、同フェスタでも出展された野菜の即売会が行われ約1600人が参加した。

 イベント当日は、JA職員や女性会による模擬店が出店され、フランクフルトやぜんざいなどの飲食物の販売、クリアファイルを用いて鳥のモビールを作る無料のワークショップ、扇子投げや的あてなどのミニゲームが行われ、子どもだけでなく三世代が楽しんだ。毎年恒例の地元産のお米を無料でつかみどりする「お米のすくい取り」には今年も多くの行列が並び、賑(にぎ)わいを見せた。

 同組合が運営する、地元で採れた農作物を販売する「ふぁ~みんSHOP高砂」からもキャベツや大根など新鮮な野菜のほか、ミカンや柿などが販売され、購入者と生産者が笑顔で話し合う場面もあった。波賀町の特産物の販売や被災地復興支援に活用される募金の受付や古着の回収も行われ、約1トンの量の古着が寄付された。

 ステージでは保育園児が鼓笛演奏やダンスを披露したほか、JA兵庫南職員が「みんなのふぁ~みんくんダンス」を披露するなど盛り上がりを見せ、組合員お楽しみの「組合員大抽選会」では旅行券5万円分や電化製品、野菜やふぁ~みん君のぬいぐるみなどが贈呈された。

 JA兵庫南伊保支店の神吉貴光さんは「多くの方に参加してもらい、組合員の皆さんと地域の方々に喜んでもらえるイベントになったと思う。年に一度ということもあり、JA兵庫南職員一丸となって取り組むことができた」とイベントを振り返った。

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