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高砂の肢体障がい者親の会が「音楽祭」テーマは「ハロウィーン」、仮装呼び掛けも

(左から)来場を呼び掛ける河村さんと松山さん

(左から)来場を呼び掛ける河村さんと松山さん

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 親と子の音楽祭が10月27日、「音楽祭」をふれあいの郷生石研修センター(高砂市阿弥陀町)多目的ホールで開く。主催は高砂市肢体不自由児者親の会。

昨年の様子

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 障がいがある人もない人も音楽を楽しみながら心のバリアーを取り払ってもらおうと企画した同イベント。肢体不自由者などの障害がある3歳から40代の保護者ら34人で組織する同会では現在、高砂で障がいのある子どもが将来自立して暮らせることを目的に、親同士の勉強会や市職員との懇談会などを行っている。

 同音楽祭は年に1回行っており、今年で4回目。1回目は音楽療法を取り入れることを目的に開催し、その後も映画上映を行うなど毎回趣向を凝らしている。今回は昨年に続きハロウィーンをテーマに、姫路で活動する演劇家が芝居とダンスを合わせた演目を披露する。来場者も参加できるよう、みんなが知っている曲も演奏するという。

 同会会長の松山艶子さんは「障がいがある子のいる親も音楽を楽しみたいが、一般の演奏会には参加しにくいとの声も聞く。当日は周りを気にしないで声を出しながら楽しめる。親が楽しんでいる様子を見て子どもたちも喜ぶのでは」と話す。

 同イベントのプロデュースで音楽教室講師の河村千恵子さんは「障がいのある人もない人も一緒に楽しめれば」と話す。松山さんは「ハロウィーンの仮装をして、いつもとは違う雰囲気で音楽を楽しむことができる、生の演奏を聴く機会として多くの人に参加してもらいたい」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は14時~15時30分。入場無料。

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