高砂工業公園内（高砂市荒井町）を走る「第9回高砂浜風駅伝」が2月17日、開催された。

大会の様子

　同大会は、高砂市役所や高砂商工会議所、地元企業などで構成される実行委員会が、地域活性化を図ることを目的に行っているもので、今年で9回目。

　高砂市内のランナーにとっては、早春の恒例行事となっている大会で、今回は市内の企業や団体、ランニング仲間など、374チーム約2600人が参加した。大会は、昨年のタイムを基準に1部と2部に分けて行われ、工業公園内にある新浜公園を発着地点に、あらい浜風公園を折り返し、1周およそ3キロ、6区間合わせて19.1キロの距離でたすきをつないだ。

　時折降る小雨の影響で選手のコンディションが心配される中、ランナーたちの力強い走りに、コース沿道からは「いけー」「ファイトー」と大きな声援が掛けられた。1部では、昨年まで3連覇中の「カネカ ウエポンズ」が、6人中4人が区間賞を獲得する圧巻の走りをみせ、4連覇を達成。同チームの佐藤章徳さんは「地元の大会でプレッシャーがかかる中、4連覇を達成できてすごくうれしい」と笑顔を見せた。