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高砂で慢性腎臓病シンポジウム 予防の重要性知って

高砂で慢性腎臓病シンポジウム 予防の重要性知って

高砂で慢性腎臓病シンポジウム 予防の重要性知って

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 高砂市の「ふれあいの郷 生石(おおしこ)」(高砂市阿弥陀町)研修センター多目的ホールで3月11日、兵庫慢性腎臓病シンポジウム2017「知らないと危険!慢性腎臓病」が開催される。主催はNPO法人兵庫県腎友会。

イベント会場の「ふれあいの郷 生石」の研修センター。

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 同会は1971(昭和46)年に設立された兵庫県内129透析医療機関単位患者会などの会員による組織で、現在、正会員と一般会員を合せると5400人以上が所属している。

 同会東播ブロック理事の戸田實さんは慢性腎臓病について「現在、兵庫県内の患者数は約1万4700人に上る。重症化すれば生命に重大な影響を与える疾患だが自覚症状が乏しく、予防の重要性が十分に理解されていない」と話す。

 同シンポジウムでは、高砂市民病院の名誉院長の後藤武男さんや管理栄養士の福田法子さんによる講演や、慢性腎臓病の千久谷祐里さんによる体験談、高砂市健康文化部の中谷正人さんによる高砂市の慢性腎臓病に関する施策についての話を聞くことができるという。あわせて、参加者からの質問事項をもとに進めるパネルディスカッションも開催される。

 同会東播ブロック長の前川逸子さんは「患者やその家族の方だけでなく、一般の方も参加いただき病気について知ってもらうことで、慢性腎臓病の予防につながればうれしい」と参加を呼び掛ける。

 開催時間は13時~16時。入場無料。

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