日岡山公園内にある「青少年宿泊研修センターOAAはりまハイツ」(加古川町大野、TEL 079-424-3846)が5月7日、公園の自然を巡るゲーム「ネイチャービンゴ」を作成した。
16マスのビンゴカードには「黄色の花」「季節を感じられるもの」「クモの巣を見つけよう」などの課題が書かれており、挑戦者は公園内を歩きながら解決を図る。
新型コロナの影響により自宅で過ごす子どもたちの気分転換になればと、同施設職員の金澤吉樹さんが企画した。金澤さんによると、小学生時代にOAAはりまハイツでキャンプをして自然の楽しさを体感した経験から「ネイチャービンゴ」を思いついたという。
約36万平方メートルの敷地を持つ日岡山公園は、来園者が自然と触れ合えるよう地域住民たちが公園の整備や花壇の手入れなどを行っている。公園一帯は日岡山古墳群と呼ばれ、古墳時代前期から後期の古墳が分布している。市が指定する「わがまち加古川60選」にも選ばれている。
金澤さんは「自然と触れ合うことで人や植物を大切にする気持ちを養える。公園で得た知識や経験は大人になっても大切なことだと思う」と話す。
ビンゴカードのデータは同施設のフェイスブックページから印刷できるほか、同施設事務所でも営業時間内に無料配布している。