加古川市内在住の小中学生が手掛けた夏休み作品を展示する「緑化推進ポスター・標語展示会」が3月9日から、ニッケパークタウン(加古川町寺家町)で行われている。
「加古川緑の会」が緑の大切さと理解を深め自然に対する意識を高めてもらおうと毎年開いている同展。今年は加古川市内の小学校26校、中学校3校から寄せられた、ポスター2318点、標語2919点の中から、入賞したポスター35点、標語25点を展示する。
ポスター部門では、子どもたちが小さな苗木を大切そうに育てている姿や、ポイ捨て禁止を呼びかけるものなど、緑の美しさと自然を守る大切さを訴える作品が並んだ。最優秀賞は少女が樹木の新芽を笑顔で見つめている姿を描いた作品で、これからの未来に向けてのメッセージ性が含まれているとして評価された。
標語部門では「自然の大切さを未来に伝えたい」という子どもたちの率直な気持ちを表現した作品が並んだ。最優秀賞は「町じゅうを みどりの絵のぐで ぬりかえよう」。「ぬりかえよう」という言葉が、現在でなく未来に向けてのメッセージが含まれている点が評価された。
開催時間は10時~20時。入場無料。4月5日まで。