子育て支援ボランティア養成講座「子育て大学」が10月2日、JR加古川駅前百貨店「加古川ヤマトヤシキ」(加古川市加古川町)7階にある「加古川駅南子育てプラザ」で始まった。加古川市より委託を受けた「NPO法人子育てサポート☆きらりing」が毎年開講する。
「シニア世代の子育て応援」をテーマとする同講座は、全10回のカリキュラムが組まれ、1回目は開講式と同法人顧問石堂美紀代さんによる「現代の子育て事情」の講義が行われた。2回目以降は「子育て支援ボランティアにあそびゴコロを」「絵本・わらべうたで子育て」「AEDと救急法」「加古川市の子育て支援制度と家庭支援の実情について」「気になる子どもの理解」などの講義、実技、演習、「しかたこども園」での施設見学、「楽しいあそびとおもちゃ作り」や同施設にあるシニアオープンルーム「のびのび」に参加する実習などを用意し、閉講式の後には交流会も行われる。
同法人副理事長の都倉香緒里さんは「お孫さんなど、今のお子さんに触れ合うときにすぐに役立つ内容がたくさんあるので、より楽しく触れ合える。そして同世代が集まるので次第に仲良くなり仲間ができる。横のつながりもつくってほしい。何より参加者が楽しんで学び、学んだことを生かして、子育て世代を応援してもらいたい」と話す。「5回以上受講すると加古川市から子育て大学修了証がもらえる」とも。
「経験豊かな先輩たちに今どきの子育てについて知ってもらい、若いパパ・ママの心強い応援団になってもらえたら」と受講を呼び掛ける。
開講日時は来年3月まで原則水曜(月2回、10回コース)の13時30分~15時。参加費1,000円。問い合わせは加古川駅南子育てプラザ(TEL 079-454-4189)まで。