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加古川で玩具デザイナー和久洋三さん講演 積み木5千個使った遊びも

ほるぷ絵本館代表の星野さん(左)とスタッフの皆さん

ほるぷ絵本館代表の星野さん(左)とスタッフの皆さん

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 加古川総合文化センター(加古川市平岡町)で10月22日、玩具デザイナーで「童具館」館長の和久洋三さんによる講演会と5000個の積み木で遊ぶ「積み木フェスティバル」が開催される。主催は「ほるぷ絵本館」(加古川市平荘町、TEL 079-429-5288)。

和久洋三さんが考案するWAKU-BLOCK

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 和久洋三さんは、1942(昭和17)年東京都生まれ、保育用品メーカー勤務などを経て、1989年に現在の「童具館」(東京都大田区)を設立。その後、全国14カ所に「わくわく創造アトリエ」を展開して、「童具(道具)」を通じて子どもたちに発見と表現の喜びを与える創造共育を広めている。講演会は、保護者に向けて「和久メソッド」と呼ばれる創造共育法について話す。

 「積み木フェスティバル」は、「WAKU-BLOCK」と呼ばれる形や大きさに規則性のある木製の積み木を5000個使用してダイナミックに遊ぶイベント。「わくわく創造アトリエ」のスタッフや同施設で学んだ中学生、高校生のボランティアスタッフが子どもたちに遊びをレクチャーするという。当日は定期的にスタッフがワークショップを行い、多人数で何かを作る試みをする。

 「ほるぷ絵本館」代表の星野由香さんは「和久洋三さんは、子どもの力を信じることができる人で、遊びを学びとして考える力を引き出すことを大切にしている。子どもに好きなことをさせて、親が好きなことを認めてあげることで、苦手なこともできるようになる」と話す。「一日楽しめるイベントなので、家族で参加して子どもと一緒に遊んでほしい」と参加を呼び掛ける。

 開催時間は、「和久洋三講演会」=10時30分~12時(参加費は1,080円)、積み木フェスティバル」=10時~16時(同1,620円、保護者の同伴が必要)。申し込みは「ほるぷ絵本館」まで。

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