加古川駅南にある中華料理店「火鍋&中華酒場NI・SHI・O」(加古川市加古川町、TEL 079-451-5065)が7月11日、オープン半年を迎えた。
同店の店舗面積は約8坪。席数は、カウンター席9席。
加古川出身で店主の西尾聡介さんは幼少期から料理に興味を持ち、料理レシピをレストランやホテルに紹介する会社に就職。中華料理部門の料理長を務めていたが、本格的に中華料理を学ぶため3年間、中国で料理修業した経歴を持つ。中国で家庭料理として300種類以上のレシピがあるといわれる「火鍋」に出合ったことが同店オープンのきっかけという。
同店では、サンショウや唐辛子の辛味が特徴の火鍋を日本人に受け入れられる味にアレンジしたという。「生まれ育った加古川に火鍋を広めたい。不安もあったが、妻の理解が背中を押してくれ、とても感謝している」と聡介さん。妻の久美子さんは「はじめはサラリーマンを辞め、お店を出す事に反対していたが、夫の料理に向き合う姿勢と情熱を感じ決心した」と振り返る。
メニューは、看板メニューの火鍋をはじめ、前菜や一品料理など約40種類。「一人火鍋セット」(1,598円)、「国産蒸し鶏」(626円)、「台湾ソーセージ」(486円)、「ピータン」(410円)、「ショウロンポウ」(734円)、「ふかひれ入りサンラータン」(1,188円)など。
ドリンクメニューは、生ビール(518円)、酎ハイ(432円)、日本酒(一合=540円)、紹興酒(432円~)、ソフトドリンク(324円)など。
西尾さんは「大人の隠れ家がコンセプト。バーの雰囲気で、火鍋と中華料理を楽しんでほしい」と来店を呼びかける。
営業時間は17時~24時。月曜定休。