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加古川駅北側に「篠原甲峠公園」完成 地域住民の思いを形に

篠原甲峠公園

篠原甲峠公園

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 JR加古川駅北側に「篠原甲峠公園」が今年4月、完成した。面積は約1500平方メートルで、緑あふれる都心のオアシス空間と、子どもの遊び場・地域の交流の場となるオープンスペースの提供を目指す。

地域住民の声で完成した「篠原甲峠公園」の図

 加古川市は公園の整備に伴い、2015年に住民と協働した公園づくりを目的に「公園準備会」を発足。近隣に住む子育て世代や高齢者など約20人が委員となり、勉強会や意見交換をして公園のコンセプトやデザインを決めた。

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 地域住民の意見では「幅広い世代が利用できる公園であること」「公園に隣接する住環境への配慮」「緑が多い公園」などの意見が挙がり設計に取り入れられた。公園の東側には延長40メートルの緑道を整備し、ソメイヨシノやモミジ、ツバキなど約10種類の樹木を植樹。四季の移り変わりが感じられるようになっている。東屋からは高御位山を望むことができるという。

 1994年から土地区画整理事業により都市基盤が整備された加古川駅北地区は、かつてはのどかな田園地帯だった。当時、公園付近に「甲峠橋」という水路橋があり、街の都市化によって撤去された橋の親柱は、公園の北西出入り口に設置された。

 公園の整備を担当した加古川市公園緑地課の南和輝さんは「地域、工事関係者、行政などみんなの思いが込められている公園が完成した。開園の時に多くの地域住民が笑顔で来てくれたことに感動した。今後地域住民が公園に愛着を持ってもらい、まちで公園を育ててほしい」と笑顔を見せる。

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