加古川をホームタウンに活動するサッカーチーム「バンディオンセ加古川」(加古川市加古川町)を、応援グッズの販売で支援するプロジェクトが進んでいる。主体は「Sydecas(シデカス)」(高砂市)。
同プロジェクトは、Jリーグ昇格を目指し関西サッカーリーグを戦う同チームを応援したいと、加古川市出身のシデカス社長、寄玉昌宏さんが企画した。
「以前からサポーターや市民が応援する際に一体感が持てるものがないかと考えていた。昨年は播州織で作った応援マフラーを販売し、予想以上の反響があったことが今回のプロジェクトのきっかけ」と寄玉さん。
「普段でも着られる格好いいデザインに主眼を置いた」というグッズは、地元を中心に活躍するデザイナーに依頼。Tシャツ(5,000円)やニットキャップ(4,000円)、トートバッグ(3,000円)、ステッカー(1,000円)をそろえた。
これらのグッズはクラウドファンディングでの支援のリターン品としており、目標額は30万円。調達した資金の一部は同チームを応援するために、ライセンス料として支払うという。
寄玉さんは「普段でも使える応援グッズを作れば、バンディオンセ加古川を応援する皆さんや、今までチームを知らなかった市民の関心が高まり、Jリーグを目指すチームの後押しができるのでは」と期待する。
申し込みはクラウドファンディングのホームページ「A-port」から。5月15日まで。