加古川総合文化センター(加古川市平岡町)で4月26日、明石警察署、加古川警察署、高砂警察署と兵庫県警交通機動隊が「AKTセーフティ作戦」の出発式が行われた。
2019年になり、すでに4件の死亡事故が発生した加古川警察署管内。4月末からの大型連休や行楽シーズンの開始に伴い、悲惨な交通事故を発生させないために出発式が企画された。
この取り組みでは各署交通課の女性警察官らが、「明石」「加古川」「高砂」それぞれの頭文字を取り、啓発活動チーム「AKT002」を結成。白バイ・交通パトカーなどの街頭活動の強化を決意表明した後、白バイやパトカー計8台がパトロールに出発した。「AKT002」の活動は5回目。
加古川警察署交通第一課長の黒阪貢一さんは「信号無視が原因の悲惨な事故も発生している。まずは止まり、安全を確認し、余裕を持った運転をしてほしい。特に大型連休に向けて、知らない道はもちろん、知っている道も過信せず、防衛運転で気をつけてほしい」と呼び掛ける。