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加古川の小学生の交通安全ポスターが最優秀賞 春の交通安全ポスターにも採用

春の交通安全ポスターを持つ北原好真君

春の交通安全ポスターを持つ北原好真君

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 加古川市立野口南小学校2年生の北原好真(きたはらこのま)君が「平成30年度児童・生徒の交通安全ポスターコンクール」で最優秀賞の県知事賞に輝き、加古川警察署で3月7日、表彰式が行われた。主催は兵庫県交通安全協会。

加古川警察署での表彰式の様子

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 同コンクールの応募総数は兵庫県下の小学校、中学校、高校合わせて1万5040点。最優秀賞は小学生6人、中学生3人、高校生1人、計10人が選ばれた。

 好真君はポスターを描く前に手を上げた自分の写真を撮ってもらい、写真を見ながらクレヨンと絵の具を使って描いたという。「『よくみせて、ちいさなきみのておおきなて』という標語をどう表現したらいいか、手を上げたり下げたりして手の位置を工夫して1~2時間で書き上げた」とお母さん。交通安全協会によると、好真君の自画像の表情が選ばれた理由だという。

 加古川市内の人身事故は前年度より減少はしているものの、ここ2~3年は県内で一番多い状況。同署は横断歩道などでの歩行者優先のルールを徹底しようと歩行者妨害の取り締まりや飲酒運転の取り締まりに力を入れている。

 好真君のポスターは兵庫県の「春の交通安全ポスター」にも採用されている。「ポスターのかわいい少年の姿を思い出し、優しい心で運転をしてほしい」と加古川警察署長の矢野浩司さんは呼び掛ける。

 同コンクールの最優秀賞10点と金賞10点は、阪神運転免許更新センター(3月2日~3月14日)、姫路運転免許更新センター(3月19日~4月1日)で展示する。

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