加古川でセンサーライト、園芸用品などの製造販売を行う「ムサシ」(加古川市八幡町)が12月、電球色LEDのセンサーライトの新製品4機種を発売した。
金物産地である兵庫県三木市の地場産業を出自として1983(昭和58)年に設立された同社は、ピストルグリップ式の「高枝切鋏」をヒットさせて業績を軌道に乗せた。その後、1990年代にセンサーライトの商品開発に着手してセンサーライトのシェアも伸ばした。
新たに発売したのは、電池式で屋外の場所を選ばずに取り付けられる「どこでもセンサーライト」の改良品で、より明るく長寿命を実現した「どこでもセンサーライト300」(店頭販売価格3,480円)、照射方向と角度を自由に調整でき常夜灯モード機能が付いた「8W×3灯式フリーアーム式LEDセンサーライト電球色」(同8,800円)、室内や物置など狭い場所にマグネット式で取り付けらきる「どこでもスリムセンサーライト」(同1,680円)、本体が軽く市販の押しピンで壁などに留められる「どこでも目玉センサーライト」(同1,480円)の4機種。
同社の寺田憲弘さんは「社員が集まる提案会議を毎月行い、お客さまや販売店の声、製品の修理依頼の内容などからヒントを得て製品の開発や改良を行っている」と話す。
同社の浅田陽子さんは「弊社のセンサーライトは25年の歴史があり、こらからもお客さまに喜んでいただける商品を出していきたい」と意気込む。