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加古川で旧別府鉄道「キハ2号」公開イベント 修復開始から5年、支援の輪広がる

イベントを主催する旧別府鉄道キハ2号を守る会の誉田勝さん

イベントを主催する旧別府鉄道キハ2号を守る会の誉田勝さん

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 修復工事が進む日本最古級の機械式気動車「キハ2号」の公開イベント「円長寺駅まつりwith加古川ツーデーマーチ」が11月11日、「円長寺駅ポケットパーク」(加古川市野口町)で開催される。主催は市民団体「旧別府鉄道キハ2号を守る会」。

当日、イベント会場になる松風こみち円長寺ポケットパーク

 同団体は、市内を運行していた旧別府鉄道の車両「キハ2号」の保存に取り組む。今回、毎年恒例のウオーキングイベント「加古川ツーデーマーチ」に合わせ、旧別府鉄道の線路跡を整備した松風こみちにある同所で保存車両キハ2号を一般公開する。

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 イベント当日は鉄道アイドルや神戸電鉄元親善大使をゲストに迎え、写真撮影会や、動画配信サイト「ユーストリーム」によるインターネット生中継も予定する。

 旧別府鉄道は、別府町にある肥料メーカー「多木化学」が運行していた軽便鉄道で、同社の肥料製品を運搬する路線として使われた。最盛期には、海水浴に行く家族連れでにぎわった頃もあり、地域の足として活躍したが、-動力化の流れには勝てず、1984(昭和59)年に事業を廃止。当時使用された車両が、同所に静態保存されている。

 経年劣化による傷みが激しく、5年前に有志で立ち上がった同会が修復の寄付金を募り車両の「リニューアル」に成功。同会の代表・誉田勝さんは、この5年を振り返り、「完全な修復へはまだ時間がかかるが、活動を通じて支援の輪が広がりうれしい。夢はエンジンを修理しての動態保存」と話す。

 開催時間は10時~15時30分。入場無料。小雨決行。