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加古川で交流イベント「言いたいことも言えない世の中じゃ」 「毒」もある議論を

開催中の様子

開催中の様子

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 加古川のコミュニティスペース「Hikare'」(加古川市平岡町)で5月18日、交流イベント「言いたいことも言えない世の中じゃ~poison bar~」が開催された。

主催の2人

 今回で5回目を迎える同イベントは加古川の魅力を発信するローカルプロジェクト「palette(パレット)」メンバーと加古川在住のコピーライターが共同企画し、運営をしている。

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 同イベントの発案者であるコピーライターの岩橋亮汰さんは「2人とも哲学が好きで1つのテーマについて話し合う哲学の対話の場を設けようとしたことがきっかけ。本質を探り、違いを認め、受け入れることにより偏見の克服など課題解決の場になれば」と話す。

 毎回、テーマを設けて開催している同イベント。テーマ設定について「palette」編集長の中野広夢さんは「常に参加者から第3、第4の疑問が出て、先が見てみたいという問いを設定している。また、世の中で当たり前とされていることを設定することで敷居を低くしている。今回のテーマである『オトナ』は『大人だから』と先入観による思い込みや固定イメージが強い。大人の定義とはという疑問から設定した」と話す。

 当日はさまざまな職業年代の男女が10人参加した。参加者が毎回違うため、自己紹介や「話の内容を外に持ち出さない」などのルール説明などがあり、テーブルごとにブロック分けされた中でスタッフが参加者の意見を引き出しながら議論を進めていった。議論は笑い声や感嘆の声が混じる中、休憩や席替えを行いつつ約2時間行われた。

 参加者は「イベントで初めて会う人と、まるで今まで知り合いだったかのように気軽に話せる。自分とは異なる意見と出合うことで、さまざまな視点や考え方を知ることができる。次回もどんなテーマでどんな視点を聞けるのか楽しみ」と話した。

 中野さんは「価値観は人によって違い、多様な見方がある。自分とは違う考え方に出合い、引き出しを豊かにして帰ってほしい。このイベントでは答えを出すのではなく、設けられたテーマを問い当てて、疑問を持ち帰っていただければ」と話す。

 次回は6月開催予定。開催場所は固定せず、月に1回程度加古川市内で開催予定。

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