加古川のカフェ「Cafe de mmj(カフェ・ド・エムエムジェイ)」(加古川市平岡町、TEL 090-3709-0702)が4月10日、オープンから1カ月を迎えた。
同店はテーブル席20席を用意。同店の田中泰子さんは「『mmj』は三人の娘、麻由(まゆ)、美奈穂(みなほ)、潤奈(じゅんな)の頭文字を取った」と店名の由来を話す。母の泰子さんはもともと家電メーカーで事務やパソコン講師を経験。店長の美奈穂さんは飲食店で働いていたが、共にカフェのオープンを目指し管理栄養士の資格を取得したという。泰子さんが調理、美奈穂さんが接客を担当する。
メニューはモーニングメニューとして、コーヒーとパン、卵、サラダが付いた「モーニングプレート」(300円~)など。ランチメニューとしてサラダ、スープ、小鉢3つ、ご飯、メインが付いた「日替わりランチ」(800円)や「ローストビーフ丼」、「ロコモコ丼」、「日替わりカレー」(以上800円)など。アルコールも各種提供する。「特にロコモコ丼がお薦め。煮込みハンバーグに自信がある」と泰子さん。美奈穂さんは「家族の中でも好評。20個くらい作ってもすぐに家族で食べてしまう」と話す。
展示スペースでは、知り合いの作家のアクセサリー販売や、以前はネット販売を行っていたという自家製のドライフルーツやナッツの蜂蜜漬けなどを販売する。
住宅街に店を構える同店は、以前お好み焼き店として使われていた物件を、友人や家族で約3カ月かけてリノベーションした。「近所は主婦や高齢者など年齢層が幅広いが『ちょっと食べたい』『近所の人とお話したい』という来店客に喜ばれている」と泰子さん。「自分が楽しみながらアットホームな店にしていきたい。地域の方に可愛がってもらえる店になればうれしい」と話す。
営業時間は、火曜・木曜・土曜=8時~21時、水曜・金曜=8時~15時。日曜・月曜定休。