加古川市が2月1日から、子育て世代を応援するスマートフォン用アプリ「かこがわ子育て応援アプリ~かこたんナビ~」の配信を開始した。
子育て支援の分野に積極的に取り組んでいる同市。スマートフォンの普及を背景に、アプリを使って子育てに必要な情報を発信していくことを目的に開発した。市こども部こども政策課の山本義人さんは「子育て支援をすることで、市に定住してほしいという思いもある」と話す。
妊婦から小学生の子を持つ保護者を主な利用者とし、市内の保育園、幼稚園などに、利用方法を記載したチラシを配布している。
山本さんは「子育て支援の情報を一元的に発信するのが同アプリの特徴」と話す。妊婦検診・予防接種・子どもの検診などを「子育て日記」に登録することにより、スケジュール管理が可能。「子育て日記」では、毎日の子どもの様子や身長・体重などを記録でき、写真やコメントも記録できる。オリジナルの日記の作成や、公園など市内の子育て関連施設が検索できる「施設マップ」、保育園や認定こども園など年齢ごとの空き状況を検索できる「保育施設検索」、窓口でよくある質問に対しての回答が掲載されている「子育てQ&A」など、子育て情報に特化したコンテンツを充実させた。
同アプリの開発に伴い、新キャラクターの「かこたん」も考案。名前は、「加古川の町をみんなで楽しく探検しようと言う思いで名付けた」と山本さん。「子育てをしていく上での情報を集める手段として活用してほしい。子育て日記にいろいろな思い出をつづってもらい、それぞれの世界で一つだけの日記を作ってもらうなど、楽しんで利用してもらえれば」とも。
App Store、Goole Playでダウンロードできる。利用無料。