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加古川のモデルハウス内に和モダンカフェ CLT工法をアピール

ランチプレート

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 前川建設のモデルハウス「幸木之家(こうぼくのいえ)」(加古川市加古川町)内に10月1日、「architect cafe ENNE(アーキテクト・カフェ・エン)」がオープンした。

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 同店が出店した建物は「直交集成板(CLT)」を用いた工法を採用した和風建築で、「2023グッドデザイン賞」を受賞。同工法をアピールするモデル型店舗として、カフェを開いた。

 建築士の前川桂恵三さんは「日本の林業やエネルギー自給貢献に、地域の木材を使うことが推奨されている。木の香りがする空間で体にいい手作りの食事をとることで、木造建築の良さを体験ができる癒やしの空間を設けたかった」と話す。

 メニューは、「ワンプレートランチ」(1,300円)やケーキ(600円)、コーヒー、ハーブティー(以上600円)。

 店長の中口尚子さんは「季節感を大切にし、二十四節気に合わせた旬の食材や発酵食品を使ったメニューを提供している。月2回はご飯の代わりに精進がゆを取り入れている。飽食や過食な生活を送りがちな現代人に、体を休め、胃の負担を和らげる食事を提案したい」と話す。

 営業は火曜・水曜の11時~16時。ランチは予約制。予約はインスタグラムのDMで受け付ける。今後、週末の営業も視野に入れる。

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