子どもたちの夢や願い事が描かれた傘を展示する「アンブレラスカイ」が現在、「かこてらす」(加古川市平岡町)で開催されている。主催は加古川商工会議所青年部。
アンブレラスカイは同団体の子どもの夢を実現する事業として実施。昨年5月に市内の小学5~6年生に「かなえたい夢」のアンケートを行い、鳩里小学校(加古川町)5年・福田妃栞さんの「傘に願い事を書いて飾る」が最優秀賞に選ばれた。同12月には小学生約100人が傘に願い事を書くイベントを行い、1月25日、同施設で展示を始めた。
傘は同施設の入り口付近の頭上に設置。カラフルな傘150本には「友達が増えますように」「アイドルになりたい」など夢が書かれている。中には「加古川が明るく楽しい町になりますように」と書かれた傘もあった。夢が実現した福田さんは「自分が思っていたよりはるかに上に飾られていて驚いた。広げた傘の形のまま展示されていてすごい」と笑顔で話した。
2月25日まで。