加古川のかわのまちリビング(加古川市加古川町)で12月26日、3歳以上の子どもとその保護者を対象に、絵本を読み、音楽を奏で、物語に登場する料理を作って食べる「えほんあそび」が開催される。
同イベントは、音楽療法士の鎌松ひろみさん、ピアノ伴奏や楽譜制作を手がける高田綾菜さん、自宅でお菓子工房を運営する藤原茉莉江さんの3人が主催する。
今回は5回目の開催で、テーマは「ホットケーキ」。読み聞かせや手遊び、楽器に触れ演奏するなど、遊びを通して想像力を高めることを目指す。ホットケーキ作りりとクラフトコーラのワークショップも開く。
「イベントの目的は、遊びの中で五感を育てること。五感を高める経験が生きていく力の源になると考え、絵本を見る、音楽を聴く、楽器に触れる、匂いを嗅ぐ、作った料理を食べるなど、絵本を切り口に五感を高める仕掛けを施している」と鎌松さんは話す。
高田さんは「自由さや笑顔を大切にしているイベント。興味がわくまで参加しなくてもいい緩さと自発性をモットーにしている。自らやってみたことを周りの人から褒められると自己肯定感が高まる。そんな経験ができる場になれば」と話す。
藤原さんは「家庭で常備している食材や調味料の特性を知り、親子で料理やお菓子を楽しめるきっかけにしてほしい。添加物について正しい知識を伝える。食材を選ぶ力をつけてほしい」とも。
開催時間は10時~12時30分。参加費は親子1組4,500円(子ども2人目から1,000円引き)。申し込みはメール(waaon.otoasobi@gmail.com)で受け付ける。