「秋のローズフェスタ加古川」が10月28日・29日、兵庫県立東播磨生活創造センター「かこむ」(加古川市加古川町)で開催される。主催は加古川ばら会。
加古川市民の生活文化の向上と、バラ文化を通して仲間づくり、地域づくりを目指し、多くの世代にバラ文化を広めることを目的として結成された同会は今年で設立65年。現在、東は明石市から西は姫路市まで在住の会員約120人のバラ愛好家で活動する。
多くの人に総合的なバラ文化に親しみを持ってもらい、心豊かな明るいまちづくりを目的に開催する同イベント。切り花や鉢植え、アレンジメントの他、絵画、写真、刺しゅう、鉛筆画、書道、トールペイント、レカンフラワーなどのバラをモチーフにした作品や、装飾品、日用品、ピザやバラの飾り巻きずしなどバラに関する作品を展示する。視覚障がい者にもバラを楽しんでもらおうと、生花のバラの花に触れ香りを嗅いでもらうコーナーも用意。今回は新たに「バラを使ったちびっ子アレンジメント教室」も開く。
同会の高谷敏会長は「バラは主に春がメーンだが、秋に咲くバラは小ぶりでも色が濃く香りが深い。イベントに合わせてバラを開花させるために、剪定(せんてい)の時期を考えて生育しているので秋バラの魅力を感じて楽しんでもらえたら」と来場を呼びかける。「バラは栽培するだけでなく生活の中に活用の仕方がいろいろある。生活文化になじんだ作品も多数展示しているので、気軽に見に来てバラを身近に感じてもらえたら」とも。
開催時間は、28日=10時~17時、29日=10時~16時。入場無料。