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高砂市地域包括支援センター、世界アルツハイマー月間に合わせ認知症啓発

 高砂市地域包括支援センター(高砂市高砂町、TEL 079-443-3723)が「世界アルツハイマー月間」に合わせて9月15日から、認知症の重点啓発を行う。

 高砂市地域包括支援センター(高砂市高砂町、TEL 079-443-3723)が「世界アルツハイマー月間」に合わせて9月15日から、認知症の重点啓発を行う。

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 高砂市地域包括支援センター(高砂市高砂町、TEL 079-443-3723)が「世界アルツハイマー月間」に合わせて9月15日から、認知症の重点啓発を行う。

取り組みのポスターをアピールする職員

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 9月は国際アルツハイマー病協会などが「世界アルツハイマー月間」と定め、各地でさまざまな啓発活動が行われる。同センターは昨年から取り組みに賛同し、市内のドラッグストアやスーパーで、パネル展示やシンボルカラーのオレンジ色のマスクを配布した。

 今年はイオン高砂店(緑丘)で「認知症を知って展」と題したポスター展示を実施。オレンジ色のマスクやオレンジ色の風船、オレンジ色に咲く花の種の配布も行う。高砂市立図書館(米田町)では認知症に関する書籍の特設コーナーを設ける。「認知症の人と家族の会」が推薦する図書24冊を並べるという。

 同センターの藤原輝美さんは「図書館での特設コーナー開設は初めて。認知症の学術本から子ども向けの絵本までさまざま」と話す。通常年1回開催の「認知症サポーター養成講座」も9月は3回実施するなど、集中的に啓発を行う。藤原さんは「認知症とはどのようなものか知ってほしい。ひとごとではなく自分事に考えるきっかけにしてもらえれば」と話す。同センターの南原夏子さんは「『認知症になったらどうしよう』という不安もあると思うが、誰がなってもおかしくないもの。認知症への正しい理解を深めてほしい」と意気込む。

 開催日は、イオン高砂店=9月15日~19日(マスクの配布などは15日10時~)、高砂市立図書館=同16日~22日、認知症サポーター養成講座=同15日・16日、30日。

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