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高砂で旧幼稚園の活用法考える「アイデア持ち寄り会」 誰もが集える施設に

チラシを手にアピールする職員

チラシを手にアピールする職員

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 高砂総合体育館(高砂市米田町)で7月14日、旧伊保幼稚園の園舎の一部の活用方法を地域住民と共に考える「活用アイデア持ち寄り会」が開かれる。主催は高砂市。

イベントチラシ

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 開館後に利用してほしい地域住民や地域活動などを行っている人を対象に企画した。当日の進行や参加申し込みは、地元NPO法人「シミンズシーズ」が務める。

 旧伊保幼稚園は1993(平成5)年に開園。地元で26年間親しまれてきたが、2019(平成31)年3月、同市内の梅井保育園と統合、伊保こども園として開園したことで閉園となった。

 同市では、同園舎の活用策として「(仮称)高砂市福祉総合相談センター」としてリニューアルを予定。市内に点在している福祉事業所を街の中心部にある園舎に集約し移転することで、総合的に対応することを狙う。園舎の一部スペースに「(仮称)だれでも立ち寄りステーション」を設け、このスペースの活用方法を、地域住民と共に考える機会を企画した。

 担当の高砂市福祉部人権福祉室長の福本さんは「高齢者や障がいを持った人だけでなく、地域の誰もが気軽に立ち寄り、集ってもらえる施設にしたい」と話す。

 同部生活福祉室長の藤井さんは「店を始めたい人のためのチャレンジショップや、子どもを自由に遊ばせながらママ同士が談話できるスペース、シニアサークルの活動展示ができるスペースなど。どんな風に地域の方が使いたいと思っているのか、リアルな声を聞きたい。改修できる予算の上限や施設の構造などの制約はあるが、出てきた意見をできる限り施設の設計に反映していきたい」と期待を込める。

 開催日と会場は、7月14日・8月4日=高砂市総合体育館、7月23日=高砂市中央公民館兼伊保公民館。開催時間は10時~12時。申し込みはフォームもしくは電話(TEL 079-422-0402)で受け付ける。

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