加古川警察署(加古川市平岡町)と兵庫県警本部が6月8日、同署前の道路で消灯した信号機の復旧訓練を行った。
訓練は地震による大規模停電が発生し、信号機が消灯したと想定して実施。署員は信号機の復旧手順の確認や復旧までの交通整理を行った。信号機の消灯中は署員が交差点に立ち手信号で走行車両を誘導した。消灯した信号機は専用のバッテリーを接続することで一時的に復旧が可能で、署員は接続手順などを確認した。
同署交通第1課長の寺谷智哉さんは「もし信号機が消えていたら110番通報して警察官の交通整理に協力してほしい。署としても訓練を通じ、有事の際は迅速な対応ができるよう備える」と話す。