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高砂の児童が公園活用案 実現目指しクラウドファンディングで協力呼びかけ

公園の活用案を作った子どもたち

公園の活用案を作った子どもたち

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 鹿島・扇平自然公園(高砂市阿弥陀町)の活性化を目指す市民団体「高砂KIDS夢PARK」が現在、地元の小学生が考えたリニューアル案を元に園内の整備を計画している。

ポスターを持つ竹内茂雄さん

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 同園は市ノ池公園の北に隣接し、約2000本の桜や多くの自然木に囲まれている。自然に恵まれた園内の広大な草地を活用しようと、同団体が昨年6月、取り組みを開始。公園を利用する子どもたちから意見を聞くため一般公募を行い、小学生11人が集まった。参加者は、同園をはじめいろいろな公園を視察したり同級生にアンケートを取ったりするなどして考えを膨らませ、活用案を作成。高砂の特産品である松右衛門帆を使った船形のツリーハウスや巨大迷路のほか、遊んでいる子どもたちを見ながら保護者がくつろぐスペース、就学前の子どものための遊び場などを盛り込んだ。同団体の竹内茂雄さんは「自分たちの欲しいものだけでなく、保護者や小さな子どもたちが楽しめることを考えた活用案になった」と話す。

 同団体は活用案を元にした公園の整備を実現するため、クラウドファンディングを行っている。竹内さんは「子どもたちの夢が詰まった活用案を形にするために応援してほしい」と支援を呼びかける。

 クラウドファンディングは5月25日まで。集まった資金は、ツリーハウスや巨大迷路などの施設の設計と設置工事費に充てる。

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