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「ペンギンクレープ」がキッチンカー新調 クラウドファンディングで資金調達

店主の宮崎真帆さん

店主の宮崎真帆さん

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 東播磨を中心に、三木市や神戸市などでも営業する「ペンギンクレープ」がキッチンカーを新調して1カ月がたった。

2代目ペンギンクレープ号

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 同店は2020年7月にオープン。店主の宮崎真帆さんは動物飼育員を退職後、「町を盛り上げることをしたい」とキッチンカーに着目。「飼育員時代に披露していたペンギンショーのように、たくさんの人に見てもらえるパフォーマンス性を持った店にしたい」と同店を始めた。現在は、ペンギン愛好家たちの憩いの場として親しまれ、常連客が増えているという。

 昨年6月の食品衛生法改正に伴い、旧車両では使用できる食材や調理手順が制約を受けるため、新車両の製作を決めた。昨年10月に実施した同車両の製作に向けてのクラウドファンディングでは、165人から107万8,500円が集まった。「まだ完成とはいえないが、営業できる状態にはなった。アップグレードしながら、理想のキッチンカーに仕上げていきたい」と宮崎さん。新車両では、生の果物やブリュレも提供できるようになり、メニューの幅が広がるという。

 宮崎さんは「皆さんの支援ですてきな2号車ができた。おいしいクレープで地域に感謝の気持ちを還元していきたい」と意気込む。

 出店場所や営業日時はSNSで発信している。4月3日は福崎駅前広場で開催される「第1回わんぱくフェスin福崎」への出店を予定する。

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