鮮魚を看板商品とする居酒屋「播州夢街道 高砂物語」(高砂市高砂町)が12月23日、山陽電車高砂駅前にオープンした。
店内には、テーブルやカウンター、掘りごたつ式の座敷など40席を用意。提供するメニューは、地産地消をコンセプトに、野菜や米、卵など地元産の食材や店内のいけすの魚を調理し提供する。
同店の代表を務める高橋誠伸さんは高砂市内の小・中・高校出身。卒業後、加古川市内の飲食店に15年間勤め、2018(平成30)年に退職。「地元に帰ってきたとき、以前と比べて元気がないと感じ、何か地域活性化に役立ちたいと考え、オープンを決めた」と高橋さん。店名についても「高砂市で育ち、ほかの街で働き高砂に戻ってきた。人生を一本の道に見立てて、これから先の人生も高砂と共に歩んでいきたいという願いを込めた」と話す。
看板メニューは店名にもなっている「季節のおすすめ御膳 高砂物語」(1,738円)。ランチタイムでの提供で限定20食。高橋さんは「ゆっくりとくつろげて、楽しい時間を過ごせる場所にしたい。これまでの経験を少しでも地元に還元できれば」と意気込む。
営業時間は、ランチ=11時~15時、ディナー=17時~23時。日曜・祝日定休