古民家スペース「基地Lab」(加古川市加古川町寺家町、TEL 090-3671-0624)で7月4日、施設で営業する店主らが集まり販売イベントを開催する。

加古川図書館となりの古民家

　同施設では、エステや古着店、カレー店、駄菓子店などそれぞれが月曜から土曜まで毎日替わりで営業。イベントでは全曜日の店舗が一堂に集まる。

　同スペースは、6月24日に閉館した加古川図書館に隣接。イベントは、歴史的建造物の加古川図書館と周辺地域の魅力を発信し、新しい価値を生み出す拠点にしようと、施設を運営するセンター長の井上恭子さんが企画した。

　同スペースでは、店長を「研究生」と、運営メンバーを「研究員」とそれぞれ呼び、店舗の運営を通して人の流れを研究するラボを目指している。同じ目的を持つことで、担当する曜日以外にも店長同士が協力し合う横のつながりが生まれているという。

　井上さんは「昔ながらの店と新しい店が混在し、路地裏の雰囲気あるエリア。来館者数の多かった加古川図書館が新しい場所へ移った後も人の流れが絶えない場所になってほしい」と話す。

　開催時間は9時～17時。