加古川の食肉卸直営ステーキ店「ステーキM」(加古川市志方町、TEL 079-452-3889)が5月3日で開店4周年を迎えた。
4周年を迎え、オーナーの大浦真理香さんは「難しい時期だが、これだけの質の牛肉をこの値段で食べられると足しげく通っていただいた常連さんや、苦しんでいる時も励ましてくれる温かいスタッフたちに支えられた4年間だった。やってきて良かった」と振り返る。
新型コロナにより系列店も含め大打撃を受け、昨年の3周年は緊急事態宣言で自粛した。4周年もまた緊急事態宣言下にあるが、日頃の感謝として6月20日までの期間中、ランチとディナーの際にステーキを注文された方に国産牛肉の自家製ハンバーグ100グラムをサービスする。
食肉卸業の大福商店(加古川市志方町)が直営する同店は、焼き肉店「焼肉 彦」の敷地内にある。マスクやフェースシールドの着用や座席のアルコール消毒など新型コロナウイルスの対策にも気が配られており、店内からはのどかな田園風景が眺められる。コロナ禍による時短営業中ということもあり、「和牛ヘレセットA(2,948円)」、「国産牛のすきやきランチ(1,078円)」などのランチが好評。また、テークアウトの「和牛スライスとヘレ肉のステーキ丼(1,430円)」は百貨店のイベントでの売れ行きも好調という。
大浦さんは「とにかくやるしかないと、ここまで突っ走ってきた。志方はお肉の町。これからも、いいお肉を低価格で食べていただけるように感謝の気持ちを伝えていきたい」と笑顔を見せる。
営業時間は11時~15時、17時~21時、水曜・木曜定休(現在は緊急事態宣言に伴い20時までの時短営業中)。