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加古川・上荘町でまちづくり団体「国包けやきの会」発足

コンセプトの「わかりやすく面白く国包」プロジェクトのTシャツを着た藤原さんら

コンセプトの「わかりやすく面白く国包」プロジェクトのTシャツを着た藤原さんら

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 伝統工芸「国包(くにかね)建具」の街として栄えた加古川市上荘町の国包地区で7月、人口減少に歯止めをかけるため、住民有志によるまちづくり団体「国包けやきの会」が発足した。

 同会は、若者が主体となって街を活性化させる機会をつくろうと、元国包町内会長で同会会長の藤原忠悟さんが発案。現在の会員数は62人。歴史や文化が残る街の特色を生かし「わかりやすく 面白く 国包」を合言葉に、住民同士がこれからの国包について話し合い、各種イベントやセミナーを開催いていく。

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 国包地区は古くから湯の山街道の宿場街として栄え、江戸時代からは加古川舟運の重要な拠点となった場所。加古川上流から運ばれる原木の集散地だったことから建具作りが始まり、街はにぎわいを見せていたという。一方、現在では建具の需要が低下し職人の減少、就職や結婚などで街を離れる若者が増加しており、人口減少が大きな課題となっている。

 9月5日、同会が初めて主催する「国包伝統文化祭」を開催。住民が製作した美術作品の展示や職人による国包建具の解説、組子の組み立て体験など老若男女が参加できるイベントを企画した。会場には約400人の住民が集まり、地元の文化に触れながら交流を深めたという。

 藤原さんは「国包は歴史があり、人材も豊富で、有効に使える場所もたくさんある。街の伝統を生かしながら、住民同士でこれからの国包について話ができたら」と、国包の魅力が深まることに期待を寄せる。

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