姫路でETC共同精算事業を手掛ける「ケイ・ケイネットワークグループ」が4月17日、高砂市に次亜塩素酸水を寄付した。
これまでにも防犯ブザーや電子黒板を同市に寄付してきた同グループ。今回は新型コロナウイルス感染拡大を受けて、消毒用にと弱酸性次亜塩素酸水が入った20リットル入りタンク100箱を寄付した。会長の高井利夫さんは「およそ10年前、ノロウイルスが流行した時からこの消毒液を利用するようになった。この機会に市民の方々に使っていただけたらうれしい」と話す。
市では寄付を受けた次亜塩素酸水を、子どもたちが利用する教育関連施設へ優先的に活用するという。都倉達殊市長は「小中学校は休校になっているが、(現在開所している)こども園や学童保育所は利用者にも労働者にも重要な場所。安心して使っていただけるよう消毒指導に関しても徹底したい」と話す。