ダンス&ミュージカルスクール「くるみダンスファクトリー」(加古川市加古川町)が高砂市文化会館(高砂市高砂町)で12月21日、「第29回加古川定期公演」を行う。
同団体は1983(昭和58)年に加藤くるみさんが加古川市に創設。加藤さんが亡くなった2010(平成22)年から高砂市出身の平野昌子さんが代表を務め、「一人一人に思いを持って接すること、人とのつながりを大切に『踊る』空間でありたい」との思いで加古川・神戸・岡山の3校でダンスとミュージカルの指導を行っている。スクールメンバーが学んできた成果発表として毎年、定期公演を行っている。
同公演は2部制で4歳~70歳の35人のメンバーが出演する。1部のダンスショーケースではバレエ、ジャズ、ロック、コンテンポラリーなど多彩なジャンルのダンスを9曲。2部はミュージカル「ドン・キホーテ~夢を生きた騎士~」を披露する。平野さんは「ドン・キホーテは子どもには少し難しい物語だがストーリーを子供たちなりに理解しながら取り組んできた。歌と踊りで表現する物語を楽しんでほしい」と話す。
平野さんは「くるみダンスファクトリーらしさ、ここにしかないダンスとミュージカルを披露する。心に響く歌や踊りをぜひ見に来てほしい」と来場を呼び掛ける。
17時30分開場、18時開演。入場料は、前売り=2,500円(当日2,800円)、自由席=2,300円(同2,600円)。チケットの申し込み、問い合わせは同事務局(TEL 086-230-7465)まで。