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高砂の書道家が姉妹都市のラトローブ市へ4度目の訪問 初心に立ち返る

書道パフォーマンス「繋」

書道パフォーマンス「繋」

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 高砂市在住の書道家、藤田雄大さんが5月27日、高砂市の姉妹都市、オーストラリア・ラトローブ市の小学校で書道パフォーマンスとワークショップを行った。

作品が展示されているラトローブ市のギャラリー

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 藤田さんは2007(平成19)年にラトローブ市で初の海外個展と小学校での書道体験のワークショップを開催。その後、2010(平成22)年6月に高砂市から親善大使として派遣され、同年10月にも海外姉妹都市10周年記念式典に出席し、今回は4度目の訪問となった。

 「昨年、書道家としての活動の節目として桒年記念の個展を開催し、今年は再出発の年。初心に立ち返るために、自分の原点であるラトローブ市へ再訪することを決めた」と藤田さんは話す。

 今回の訪問では、小学校で130人の生徒を前に書道パフォーマンスを披露。高学年を対象に、うちわに好きな文字を書くワークショップを行い、自身の作品が展示されている初個展を行ったギャラリーにも訪問した。

 小学校でのパフォーマンスで書いた言葉は、海外姉妹都市10周年記念式典で市の友好を願いながら書いた「繋」と、高砂にまつわる言葉の「夫婦和合」。「9年前の式典では緊張しながら書いたが、今回は心から楽しみながら、たくさんの感謝の気持ちを込めて書くことができた」と藤田さん。

 「来年はラトローブ市と高砂市の海外姉妹都市20周年。今回の経験を、これからのラトローブ市と高砂市のさらなる友好関係の進展と自身の次の節目の目標につなげたい」と意気込む。

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