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高砂で在宅医療・介護の連携強化へ 研修会で「顔の見える関係づくり」

高砂市医師会会長の増田さん

高砂市医師会会長の増田さん

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 医師と学ぶ研修会「これからの高砂市での他職種連携の推進のために~地域での連携を深める みんなでしゃべろうパート2~」が3月28日、ユーアイ帆っとセンター交流スペース(高砂市高砂町)で開催された。主催は、高砂市医師会 在宅医療・介護連携支援センター。

成30年度医師と学ぶ研修会の様子

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 地域包括ケアシステムを構築することを目的に、2016年5月に高砂市から委託を受けて高砂市民病院内に設置された同センター。地域の医療や介護の関係機関との多職種連携を図るほか、市民の在宅医療生活を支援する機関として運営を行う。

 年に一度開く同研修会では、在宅医療・介護を支える職種が一堂に介し、顔の見える関係の中で互いの課題を知り、今後の高砂市における在宅医療・介護の連携の強化を目指す。

 高砂市医師会の増田章吾会長は「自分の考えだけでは一方向になってしまうが、いろんな職種がいることで、いろんな見方ができる」と話す。

 当日は、高砂市内で在宅医療に携わる医師や看護師、ケアマネジャーなど計27人が参加。事例紹介のほか、4つのテーブルに分かれてグループワークなどを行った。

 増田会長は「今後は、高齢者の増加によって受け皿が必要になってくる中で、バイタルリンク(在宅患者情報共有システム)によって解決に向かえることも考えられる。こうして顔を合わせることで関係をつくっていきたい」と話す。

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